最 新 情 報


  「照明の技術 新分野の礎に」パナソニック
Date: 2021-10-22 (Fri)
パナソニックが100年近い歴史を持つ照明事業の技術を転用したビジネスの育成を本格化し始めた。
照明器具がLEDに取って代わられ、同社は一部特殊品を除いて白熱電球の生産を終了済み。
1923年に販売した「砲弾型ランプ」に遡る照明製品の技術蓄積をどう成長につなげるのか。
生き懸けて既存技術を応用した新事業の育成を急ぐ。
大阪府高槻市にあるパナソニックのショールームには青白く光った不思議な蛍光灯が展示されている。
その蛍光灯から発する紫外光には、イリゴの葉や茎に白いカビが発生する植物病害「うどん粉病」の抑制効果がある。
光の波長を制御する技術を生かして、うどん粉病の抑制効果がある紫外光を発する蛍光灯を、兵庫県立農林水産技術総合センターと共同研究を進めて開発し、14年に商品化した。
デジタルカメラの出荷台数の急減に伴い、トップシェアを握っていたパナソニックのカメラ用ストロボも「市場消失」に直面している。
技術の応用先としては、自動運転などで周囲との距離測定に必要となる「TOFカメラ」だ。
TOFカメラはストロボの光を均一に照射する投光技術を生かし、光を反射させて戻ってくるまでの時間から距離を測定できる。
白熱電球の発光部分に使われている金属のタングステンの加工技術も転用を図っている。
タングステンの「細さ」「強さ」「耐熱性」に着目し、タングステンを織り込んで刃物で切りつけてもけがをしない耐切創手袋を開発し、17年に市場投入した。
(日本経済新聞/2021/9/16より抜粋)

  「ショー向け軽量ドローンを開発」ドローンショー
Date: 2021-10-19 (Tue)
ドローン(小型無人機)を使うショーを運営するドローンショー(金沢市)は、軽量で安全性を高めた機体を開発した。
従来比約3分の1の350グラムで「世界最軽量級」、衝突時には壊れやすくし、落下して人やものに当たっても衝撃を抑えられるようにした。
飛行速度、耐風力、防水性といった機能を向上させる一方、飛行時の「ブーン」という羽音を極力抑え、デザインは親しみやすさを考えて球状にした。
ショーはLEDを搭載した機体を夜空や屋内で飛ばし、光の明滅や飛行ルートで空間を演出する。
従来は一機に一つの照明が主流だったが、1機に複数の光をともし「音楽や人の動きにドローンが反応し、光の加減が変化するインタラクティブ機能を付加していく」(田川修平CTO=最高技術責任者)。
新型コロナ禍でイベントの中止が相次ぐが、東京五輪の開会式ではドローンを使うショーが注目を集めた。
調査会社のインプレス総合研究所(東京・千代田)によると、20年度の国内のドローンビジネスの市場規模は1841億円と推定され、19年度から3割伸びた。
(日経産業新聞/2021/9/15より抜粋)

  「プロジェクションARを事業化」カシオ
Date: 2021-10-18 (Mon)
カシオ計算機が建物や物体などの形に合わせて映像を映し出すプロジェクションAR(拡張現実)の事業化に乗り出す。
製造工程などを手元で映し出し、ミスを防ぐなど製造工程ノデジタルトランスフーメーション(DX)の需要拡大を取り込む。
同社はこれまでプロジェクター事業で培った技術を応用し、新規事業を開拓する。
9月中に組み込み投映機器「LHー200]」を販売する。
カシオが組み込み専用の機器を投入するのは初めてで、価格はオープンだが、税込み19万円程度を想定する。
プロジェクションARは、現実空間にイラストや文字などの映像をプロジェクターで投映する技術。
カシオはレーザーとLEDを組み合わせ、小型軽量で消費電力を抑えた独自の半導体光源を強みにしている。
これまでも小型で輝度が高い投映機器の生産を手掛けてきた。
(日経産業新聞/2021/9/14より抜粋)

  「航空機の内装、紫外線で殺菌」ジャムコ
Date: 2021-10-14 (Thu)
航空機内装大手のジャムコは新型コロナウイルスの感染予防につながる機内設備の取扱商品を増やす。
客席の座面に紫外線を照射し殺菌できるとうたう装置開発を進める。
同社は機内のトイレやギャレー(厨房)向けに、ウイルスを不活性化するとうたう紫外線照射装置を開発中だ。
この技術を旅客機内の座席にも導入し、座席横の壁面などから座面に向けて、紫外線を照射する仕組みを検討する。
人体への安全性も担保できる紫外線の波長も検証する。
トイレ設備では、ペダルを踏むと手を触れることなく便器のふたや便座を開閉できる製品を開発した。
同社は全日本空輸(ANA)と肘でドアを開ける旅客機内のトイレを開発しるなど、新常態のスタイルに対応した商品開発を進めている。
(日本経済新聞/2021/9/8より抜粋)

  「ウリ科の苗、LEDで安定生産」ベルグアース
Date: 2021-10-13 (Wed)
野菜苗大手のベルグアース(愛媛県宇和島市)は、環境の変化に弱いスイカやキュウリなどのウリ科の苗を安定的に育てるための施設を本格稼働させた。
本社の一角にある施設の室内には、LEDで照らされた苗が整然と並んでいる。
同社が約4億円を投じて新設したウリ科の苗専用の育苗施設だ。
狙いは、ナス科に比べて温度や湿度に敏感なウリ科の苗の通年での安定生産だ。
新施設は苗を照らす照明に特徴がある。
同施設のLEDはベルグアースが数年かけて見つけ出したウリ科植物の育成に最適な光の波長に調整されている。
「高温多湿にも耐えられる苗ができた」(山口社長)として、このほど本格稼働した。
空調設備も設備メーカーと共同で開発し、従来対応していた温度だけでなく湿度も自由に調整できるようにした。
歩留まりが課題になっていたウリ科の苗を1年を通じて安定的に大量生産できることによる同社の収益性向上への影響は大きい。
(日経産業新聞/2021/9/8より抜粋)

  「東芝からサンライクLEDの事業権を取得」ソウルセミコン
Date: 2021-10-12 (Tue)
LED専業メーカーのソウルセミコン(ソウル半導体)は、サンライク(Sunlike)技術を共同開発した東芝マテリアル株式会社からサンライク技術の特許権および事業権の譲渡が完了したと発表した。                           
サンライクは、太陽光スペクトル(赤、橙、黄、青、紺などのすべての自然色)曲線を再現するLED技術。
これは自然光と同じ波長を取り入れることで、人間のサーカディアンリズムに最適化した新しい概念の光源。
人間の1日サイクル(体内時計)と太陽のサイクル(24時間周期)は異なる。
太陽光が1日の始まりを初期化して、人体の日周リズムをリセットすることで、良好な健康・睡眠・記憶を実現する。
多くの照明機器企業が「人間中心の照明」(HCL)と宣伝している製品のスペクトルは、単に青色光のピークを下げているだけだが、サンライクは太陽光スペクトルに最も近い光を取り入れているという。
世界のLED照明機器の販売市場は、現時点で50億ドルと見積もられている。
(Laser Focus World JAPAN/2021/9月号より抜粋)

  「CO2 1336トン削減」北陸銀行
Date: 2021-10-11 (Mon)
北陸銀行は省エネビジネスマッチングで、取引先の二酸化炭素(CO2)排出量を1336トン削減したと発表した。
省エネのノウハウを持たない中小・中堅企業と、都心部で省エネ事業を手掛ける会社とを結びつけ、地元企業の脱炭素化を支援してきた。
提携先は新電力事業やLED照明器具の貸し出しなどを手掛けるネクシィーズ(東京・渋谷)で、2017年7月から提携している。    
ネクシィーズは、北陸銀行の取引先に初期費用なしでLEDや省エネに対応した空調機器を貸し出し、CO2の削減を支援した。
取引先は、毎月設備のレンタル料をネクシィーズに払い、5年後には設備を自社のものにできる。
6月末時点で成約社数は569社で、物件数は 934件となった。
(日経産業新聞/2021/9/6から抜粋)

  「小型LEDを開発」シチズン
Date: 2021-10-08 (Fri)
電子部品メーカーのシチズン電子(山梨県富士吉田市)は小型で高輝度の多色LED素子「CLをーV501」を開発した。
LED素子の製造方法を工夫して赤青緑の光の3原色をうまく混合し、色割れのない自然な白色や多彩な色彩を表現できる。
ゲーム機器や家電、ディスプレーなどへの採用を想定する。
新製品は、素子の材料構成や工法を工夫し、光の指向性を制御することで混色性を高めた。
又、発光素子を高密度に実装することで小型化を実現した。
従来製品から発光面積を50%削減し、単位面積当たりの発光効率を約2倍に高め、消費電力の低減にもつなげた。
(日経産業新聞/2021/9/3より抜粋)

  「次世代LEDが映像革新」
Date: 2021-10-07 (Thu)
有機ELに次ぐ、次世代の「マイクロLEDディスプレー」が既存産業を変える。                        
高精細で様々な画面にでき、有機ELの弱点だった劣化の問題を解消した。
マイクロLEDは基板上に一辺数十マイクロ(マイクロは100万分の1)〜100マイクロメートル角の赤、青、緑の3色のLEDを敷き詰め、発光することで映像を表示する。
映像は液晶より高精細で明暗をはっきり出せ、使用期限は6万時間超と長寿命だ。
ソニーグループは映画撮影の背景映像に使い、ロケなどを不要にして製作時間を半減する。
ディスプレーにCG(コンピューターグラフィックス)で作り出した街の風景や歩行者、車が動く様子を映し、カメラが移動すると背景も移動し、モニター越しでは町中で撮影しているのと変わらない。
臨場感のある背景画面をバックに撮影することで、撮影後の合成作業も不要になる。
その他、スマートグラスの小型化にも利用できる。
マイクロLEDを使うことで従来品に比べて約30%軽くできる。ストレスなく長時間装着できることで、建設や医療の現場で働く人がリアルタイムで指示を受けながら作業することが可能になる。
韓国サムスン電子は21年からマイクロLEDテレビを販売しているが、110インチの価格が約1600万円と高額なため、消費者に普及するにはまだまだ時間がかかるとの見方が強い。
(日本経済新聞/2021/9/3より抜粋)

  「UVーC高速表面除菌装置を販売」豊田合成
Date: 2021-10-05 (Tue)
豊田合成株式会社は、ウイルスや細菌の除去に有効なUVーC(深紫外線)LEDを用いた高速表面除菌装置の販売を始めた。
同社は、昨今の感染予防意識の高まりを受け、空気や物の表面などを除菌する各種製品の販売を進めている。
今回発表する製品は集光してスマートフォンなどに照射することで、投入後7秒(世界最速レベル)で上下両面のウイルスや細菌を99.9%以上除去する。
飲食店やホテル、オフィス、病院といった様々な施設において、入場時や接客時に、身の回りの小物などを短時間で手軽に除菌可能で、衛生環境の向上に活用できる。
(Laser Focus World JAPAN/2021/8月号より抜粋)

Home Search Admin
- SunBoard -