最 新 情 報
2025/12/23
蛇の話 1
早いもので2025年も残りわずかで、弊社の営業日数であれば残り4日。ありがたい話で年末はそれなりのLED照明のご注文を頂け、それなりに忙しくさせていただいております。
今年の干支の巳(蛇)も終わり、来年からは新しい干支の午(馬)となります。
さて、蛇で一番疑問に思われるのが、蛇を表す漢字が、虫偏であること。
蛇は、虫とは似ても似つかぬフォルムで、虫偏を使用するのは理解しがたいと思われることでしょう。
しかし、そもそも、「虫」と言う漢字は、「蛇」の象形文字です。
今から3600年前の古代中国の殷で使用された亀の甲羅や牛の骨に刻まれた甲骨文字や、今から3000年前の古代中国の周で使用された青銅器に文字を刻む金文において、「虫」は既に使用されており、蛇を意味していました。
その蛇を表す「虫」と言う文字が、いかにして令和の日本で「蛇」ではなく「昆虫」を意味することになったのか。
これは2回目のゆとり教育が関係しています。
明治33年(1900年)から始まった、1回目のゆとり教育で定められた小学校令施行規則において、ひらがなは一音一字とされたため、ひらがなが大幅に減少しました。《生そば》《だんご》《うなぎ》などの看板や暖簾で見かける、今になっては読み方の分からないひらがなは、ここで公用文字から削除されました。
平成14年(2002年)から始まった、3回目のゆとり教育では、円周率が3と簡略化されるなど、教育の簡略化が行われ、「脱詰め込み教育」を中心に教育改革が行われましたが、学力の低下を原因に10年後、撤回されました。
そして、昭和21年(1946年)に始まった、2回目のゆとり教育では、戦後改革における「当用漢字表の告示」によって、難解な漢字や旧字体が削除されました。この2回目の「当用漢字表の告示」によって公用で使用されることが無くなった文字に「蟲」が含まれています。
この「蟲」が公用文字から削除されたことが、「虫」と言う文字が「蛇」ではなく「昆虫」を意味することになる最大の原因となりました。
続く
2025/12/22
掃除 de LED
3COINS社より、LED照明を使用した掃除用の便利グッズが販売されています。掃除機の吸い込み口の横に取り付け、床をLED素子で照射させ、床表面にある微細なゴミや髪の毛や糸くずなどを見えやすくするためのグッズで、名称は「ゴミが見えやすくなる掃除機用LEDライト」で、価格は550円。
これは蛍光現象とチンダル現象を応用したものです。
蛍光現象とは、物質が紫外線などの特定の波長の光を吸収し、その光エネルギーを受け取った物質が、照射された光よりも波長の長い可視光線を放出する発光現象。
チンダル現象は、LEDの光に代表される直進性の高い光を、細かな粒子などに照射した際に、光が散乱して光の道筋が見える現象。
床に落ちている、通常では見ることが難しい微細なゴミを、LEDの光の照射をもって
可視化させることで、掃除の効率化を大幅に向上させるグッズで、使い勝手は非常に良いものと思われます。
弱点は電源で、単5型 12V 23A仕様の乾電池が必要になります。
かつ、販売時で電池は同封しておりません。
正直、見たことも聞いたことも無い仕様の乾電池で、大きなホームセンターでも置いていないレベルのレアな乾電池。通販サイトなどでの購入が必要で、さらにこの乾電池でこの掃除用のLED照明が、どのくらいの時間、使用できるのか不明でもあります。
しかし掃除を大幅に軽減できることは確実で、この年末の大掃除の時期に最大限の力を発揮するLED照明と思われます。
2025/12/19
ひらがなの市
市名の話を続けると、大阪府民として羨ましいのが《 ひらがなのみの市名 》日本初のひらがな市名の青森県むつ市を筆頭に、茨城県つくば市・福岡県うきは市・兵庫県たつの市など、多々ある中で、大阪府にはひらがな市名は存在しないため、どこか羨ましい。
逆に《 ひらがな+漢字の市名 》は、そこまで羨ましくは無く、東京都あきる野市・和歌山県紀の川市・静岡県伊豆の国市など、某女優の言葉を借りて、「別に…」と思う程度の印象です。
《 ひらがなのみの市名 》は平成の大合併で、合併した際に誕生した新しい市の名前で使用されることが大半でしたが、先述した青森県むつ市は、昭和35年に旧市名の大湊田名部市が文字数が多く、単に長かったため、市名変更を行う際に現在の市名となり、日本初のひらがな市名となりました。
ちなみに《 カタカナのみの市名 》は既に存在せず、沖縄県のコザ市が過去に唯一、存在しておりましたが、美里村と合併した上で、昭和49年に沖縄市となりました。
さらに《 カタカナ+漢字の市名 》は歴史において2つの市があり、まずは長野県篠ノ井市ですが、昭和41年に周辺6町村を含め長野市に合併され、カタカナを含む市名の片翼は消滅しました。
そのため、現在において残るのは平成15年に南巨摩郡の6町村が合併して誕生した、山梨県 南アルプス市のみとなっております。
2025/12/18
まち or ちょう
地名の話が続きますが、町の話「〇〇町」を、「〇〇まち」と読むか、「〇〇ちょう」と読むかに関して、
東日本に残る「〇〇町」はほぼ全てが「〇〇まち」と読み、西日本に残る「〇〇町」は「〇〇ちょう」と読む傾向が非常に強いことが分かっています。
実際に、関東1都6県や東日本の各県の一部では、「〇〇ちょう」は一切、存在せず、全てが「〇〇まち」と読み、逆に近畿地方や山陽地方、四国地方では「〇〇まち」は一切存在せず、全てで「〇〇ちょう」と読みます。
これには他説ありますが、江戸時代において、武士が住む町・武士が管轄する町は「〇〇まち」と読み、町人が住む町は「〇〇ちょう」と読むことに起因します。
江戸時代以降、明治や昭和の時代に、人口規模の増加による「町」から「市」への、自治体名称の変更によって、「〇〇町」が「△△市 〇〇」と、呼び方が変わっていく中で、人口規模が大きくならず、令和の時代においても「〇〇町」として残った自治体において、
江戸幕府があり、武士の権力支配の強かった東日本では、管轄が武士のため、「〇〇まち」として現在においても残り、江戸幕府から遠く、町人の自治が強かった西日本では、管轄が町人のため、「〇〇ちょう」として現在においても残っているものと推測されています。
更に補足として、「△△市〇〇」のパターンではなく、「△△市〇〇町」とされた場合は、関東関西問わず、「〇〇まち」と読む傾向が非常に強くなります。
2025/12/17
短命の市名
合併によって市の名前が変更されることは往々にしてあるのですが、稀に非常に短期間で市の名称が変わることもあり、それが福岡県の宇島市。1935年 宇島町と八屋町が合併し、八屋町となる
1955年 4月10日 角田町や山田町などが合併し、宇島市となる
1955年 八屋町の住民が激しく反発し、一部自治体が合併離脱を表明
1955年 事態の終息に向けて、各旧名を使用しない豊前市に変更
1955年 4月14日 宇島市を豊前市に変更
宇島と八屋が合併し、町名の際は《 八屋 》が使用されたのにも関わらず、更に複数の街を合併した際の、市名の際は《 宇島 》が採用されたため、《 八屋 》側が反発したため、市名を改名することとなり、宇島市は立った4日で消滅しました。
2位は、徳島県鳴門市で、一時は鳴門海峡の南と言う意味合いの「鳴南市」とされましたが、住民からの評判がすこぶる悪く、約2か月の61日で改名されました。







